大船駅で一旦下車して大船~鎌倉、大船~藤沢のJR線と
鎌倉・江ノ島フリーキップ を買う。
以前は東京都区内の駅でも買えたのだが、
今はJRのフリー区間内駅でしか買えない。
北鎌倉駅に着くとほとんどの乗客が降り、
霧雨が降る中、明月院へ。
あじさい寺と言われるほど このあたりでは有名な所だが、
紫陽花は思ったほどではなかった。
寺の敷地内の庭や竹林のほうが綺麗で印象に残った。
何を思ったか、途中で右に曲がってしまい、
かなり急勾配な道を歩くことになったうえ、鎌倉駅の反対側に出てしまった。
距離にして2kmくらいの遠回りだ。
歩く予定ではなかった八幡宮の長い参道を歩いて、
ようやく八幡宮入り口にある太鼓橋に着いた。
太鼓橋の左右に広がる蓮池には蓮の葉が一面に広がっている。
鶴岡八幡宮のシンボル的存在だった樹齢千年を越えていたと言われる大銀杏の樹は、
昨年、強風で倒れてしまい、今はシートで覆われ保護されている。
気が変わって、歩いて行くことにした。
長谷観音入り口の信号を右に曲がると 大仏 がある。
鎌倉と言ったら大仏さんだから、久しぶりにご挨拶していくことにした。
鎌倉の大仏は、小学校の遠足以来。
子供のときだったからかもしれないが、もっと大きかったような気がした。
大仏から再び長谷観音方面へ。
長谷寺は紫陽花もほとんどなく、これといって見るところがなかった。
すっかり観光地化してしまって、風情も何も感じられない。
海岸沿いの道から左に少し外れると、上りの階段が続く。
参門をくぐると、階段の左右に紫陽花がいっぱい咲き乱れている。
後ろを振り向けば、材木座海岸の海が眼下に広がる絶景だ!
小さな萱葺きの参門も境内も素朴で質素な印象を受ける。
この地味さ、素朴さが何とも和ませてくれる。
江ノ島駅周辺を少し歩いて帰路へ。
久しぶりによく歩いた。
久しぶりの 30,000歩超えだった。