国の重要文化財に指定されているJR東京駅丸の内赤レンガ駅舎の
大正3年の開業当時の姿への復元工事がほぼ完成し、
外観を仕上げる最終工程に入った。
今月末に工事用シートがすべて外され、
戦災で失われた創建(1914年)当時の姿が67年ぶりによみがえる。
工事は2007年5月にスタート。
1945年5月の空襲で焼け落ちた南口と北口のドーム屋根、
戦後の復興工事で撤去した3階部分を復元している。
ドーム内部の天井や壁も当時を再現し、
文献や資料をもとにワシや干支のレリーフも復元して取り付けられる。
2012年6月に改札口など一部施設が開業する予定。