4年前のソチ五輪では絶対的な優勝候補だったが、
その重圧が彼女の小さな肩に重くのしかかり、
風にも恵まれず4位に終わった
それからの4年間、悔しさを忘れることはなかっただろうし、
その苦しさは計り知れない
金メダルではなく銅メダルだったのでがっかりしているかと思っていたらあの笑顔と涙
今回は4年前とはまた違ったプレッシャーがあったはず
4年間の苦しみからようやく開放された笑顔と涙だったのだろう
今季は昨季まで高梨の敵ではなかった今回優勝したマーレン・ルンビ、
準優勝のカタリナ・アルトハウスが急激に伸び、W杯でも勝てずにいた
しかしそれでも調子のピークを平昌五輪に持っていけるように調整し、
見事な結果を出した
2回目のジャンプは高梨沙羅らしく素晴らしいものだった!
カタリナ・アルトハウスは向かうところ敵なしの高梨沙羅のジャンプを研究し、
参考にして追いつけ追い越せで猛練習をしたという
それが今季の好成績に結びついている
高梨沙羅は女子スキージャンプの世界的レベルアップに大きく貢献しているのだ
インタビューで
「自分はまだ金メダルの器ではない」
と言っていたが、沙羅ちゃんは金メダル以上の器です
沙羅ちゃん、おめでとう |