昨日の帰り道のこと。
途中、ちょっと狭い歩道があり、
尚且つ、街路樹が植えられているため
人がすれ違うのが難しい箇所がある。
そこに差し掛かったとき、
前から2歳くらいの男の子を連れた30歳くらいの夫婦が歩いてきた。
男の子は親の前を歩き、後ろから来る親の方を見ながら歩いているので
私の存在に気がついていない。
ぶつかってはいけないと思い、私は歩道の端の方へ寄った。
が、男の子は前を見ていないため私の方へ寄るように歩いてきて私にぶつかった。
親は口を揃えたように
「前を見なさい」
と言うだけで、私に「すみません」の一言も無い。
当然、男の子は私にぶつかった驚きの顔をするだけで
謝りもしなければ、頭を下げることもしない。
さらに両親とも何故前を向いて歩かなければならないのかも子供に言わない。
私はムッとして親を見たが、
3人は何も無かったかのような顔でそのまま過ぎ去った。
間違ったことをしたり、人に迷惑を掛けたりしたら
まず謝罪することを教えるのが子供への躾けであり、教育だ。
子供に何故前を見て歩かなければならないのか
自分の不注意から人に迷惑を掛けたら謝る
些細なことだがこれを教えられない親に育てられた子供は
知らないまま育ってしまい、
人への思いやりに欠けた自分勝手な大人になってしまう。
何故、この親は自分の子供の将来の姿を考えた躾け、教育が出来ないのか!?
おそらく彼らも同じような育てられ方をしてきたのだろう。
こんな大人やこのような親に育てられた子供にかぎって
自分が不利益を被ったら大騒ぎする。
先々子供が学校へ行くようになったら
こういう親は先生や学校に教育不行き届きだと文句ばかりを言う
善いことも悪いこともどんどん吸収していく。
子供にとって一番身近な大人は親なのだから
親はそのことを理解して教育していかなければならない。