昨日は夏休み恒例になった弟を連れての墓参りでした。
朝8時半に家を出て、約1時間半掛かって弟を迎えにいき、
そこから1時間掛けてまずは母の入居している施設に行った。
母はこの前行ったときより元気だったが、アルツハイマーは確実に進んでいた。
でも元気ならそれでいい。
昼前に施設を出て、墓地へ向かった。
母の施設から墓地までは1時間半くらい掛かるので、途中で食事をしていった。
墓地に着くとパラパラと雨が降り出し、傘を差さなくてはならなかった。
ここからが大変!
弟は左手で杖を使いながらじゃないと長い距離は歩けず、
右手は使えないから傘は差せない。
花屋の軒先で弟を雨宿りさせて、
先に花と水桶、ホウキとチリトリをお墓の前に持っていった。
花屋に戻って、線香片手に傘を差して弟を連れてお墓に向かった。
弟に傘を持たせ、お墓の周りを掃除し、線香とお花を供え、お参りした。
帰りは水桶にホウキとチリトリを入れて持ち、また弟と相合傘で戻った。
墓地内は道が狭く、弟は右足を横に出すようにしないと歩けない。
弟の後ろから傘を差して行かなくてはならないので疲れる。
それほど強い雨ではなかったのでまだ良かったのだが、
車に戻って、しばらくすると土砂降りになった。
すごい勢いで降ってきてワイパーを動かしても満足に前が見えない。
墓参りしているときではなくて良かった。
こんな土砂降りの中だったらお墓まで行く間に二人ともずぶ濡れになったに違いない。
墓地から2時間掛けて弟を施設に送り届け、家に着いたのは6時半。
弟のためにほぼ一日車を運転ていたようなものだが、
一人ではどこにも出かけられない弟のことを考えたら
ときどきはこれくらいのことはしてやらないとと思う。