タワーの脚元の断面は三角形。
それが、頂上に向かうにつれ円へと変わり、
タワーを形づくるラインが連続的に変化する。
第一展望台(350m)までが三角錐状、
そこから上が円錐状になるようだ。
第二展望台は450mの高さになる。
デザインには、日本の伝統美が盛り込まれている。
日本刀が持つ「そり」と中央がゆるやかに膨らんだ「むくり」が特徴的。
「むくり」とは寺院や神社の柱に見られる中央部が膨らんだ形状。
近くに行くと意外と細い。
でも最新の耐震構造になっているはずだ。
12月中旬に東武線の車窓から見たときには234mと表示されていたから
1ヶ月で40mも伸びた。
タワー近くに高層ビルがほとんどないので
少し離れたところを走るいろいろな路線の電車の車窓からもすでによく見える。
現在274m、最終的に634mだから今の高さの倍以上。
かなり広範囲のところから見えるようになるはずだ。
どれだけ高い建築物になるのか?想像がつかない。
まさにそびえ立っているという感じだろう。
第一展望台ですら350mだから現在の東京タワーよりも高いところに設置される。
私と近い世代の人にとっては現在の東京タワーが東京のシンボルであり、親しみがあるが、
新しい 東京スカイツリー の完成が楽しみになってきた。