ヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した
タイムスリップしてしまうことから始まる物語。
友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまい、
たどり着いた場所は、なんと現代の日本の銭湯。
そこには「平たい顔族=日本人」がいて、
彼は漫画家志望の真実(上戸彩)と出会う。
日本の風呂を真似た公衆浴場を作って一躍有名になっていく。
典型的な日本人の老人顔をした役者を集結させたところがミソ。
「テルマエ・ロマエ」とは、「ローマのお風呂」という意味である。
前半は、面白く、笑えるシーンが出てくるが、
後半になるに連れ、話の盛り上がりに欠けてくる。
漫画が原作で笑える話なのだから、ラストにはオチをつけて欲しかった。
面白いけどイマイチ物足らない
正直、ガッカリしたというのが素直な感想。
古代ローマ人がタイムスリップして現代の日本に現れ、
日本の文化を模倣してヒーローになるという、
せっかくの面白いアイデアが尻切れトンボのような映画になってしまったのは残念。
類似ジャンルの「ロボジー」と比較して
面白さ、展開のテンポ、最後まで楽しませてくれるという点で
「ロボジー」のほうが数段上だ。
☆3つです!
☆ ☆ ☆ ★ ★ |