他の候補者の話を聞いても、単一問題への不満、対策論を言うばかりで
政権与党の代表としての資質に疑問を感じる。
対する野田氏も山積する諸問題の対策が抽象的で
やはり民主党では政権を維持するのは難しいと感じる。
一方、自民党の5人は、言うことに大した違いがなく、
これだったら誰がやっても良いんじゃない?
という印象が強い。
この人なら国を任せられると思わせる人物がいない。
国を建て直す政策、外交力、リーダーシップ性、実行力、
人を引きつける力が求められる。
既成政党がこんなだから第三極といわれるものに目が奪われてしまう。
その代表格が『日本維新の会』で、
打ち出そうとしている政策は国民の興味をくすぐる。
「国会議員定数半減」は私も賛同したいが、
私には分からず、具体案を聞いてみたい。
各都道府県議員も大勢いるのだから、それとのパイプを太くし、
連携をしっかりさせれば国会議員は大幅に削減してもやっていけると思う。
もっと素早く、こまめに動き、仕事に深さを持てば良いだけのことだ。
その党が暴走してしまう恐れがある。
「企業からの政治献金は禁止」と言いながら、
次の選挙には政党助成金も入らず、選挙資金が足りないから
今回だけは企業献金を受けたい主旨のことを言っているのは虫が良すぎる。
お金が足りないのは分かっていたこと。
それでも政党を立ち上げて、国会に殴り込もうとするのだから
各立候補者が個人で銀行から借りるなり、資金を調達して臨んでほしい。
それくらいの意気込みを見せてもらいたい。
次回衆院選では、300人の立候補者を擁立して第一党を目指すようだが、
国会素人が大半で、やっていけるのか?
当然、既成政党との連立も視野に入れてのことだと思うが、
美味しい政策を打ち出して国民の人気を取って政権与党となり、
やってみたら何もできなかったというのは民主党で懲りている。
日本維新の会が獲得することになるだろう。
問題山積の今の日本を誰がどう建て直すのか?