元禄15年(1702)に築園した和歌の趣味を基調とする
「回遊式築山泉水」 の大名庭園で、
池をめぐる園路を歩きながら移り変わる景色を楽しめる繊細で温和な日本庭園です。
江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、明治時代に入って、
三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となりました。
和歌の分類の六体
(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)
に由来したものです。
日本風に 「むくさのその」 と呼んでいましたが、
現在では漢音読みで 「六義」 を 「りくぎ」 と読む習わしから
「りくぎえん」 と読みます。
園内では紫陽花もあちこちに植えられているが、
つつじが多く植えられている所が目に付き、
つつじの季節が綺麗だろうと感じたので
来年にもう一度つつじを楽しみに来ようと思う。