社会保障財源確保のために消費税率が3%上がった。
しかし実状は、消費税が3%上がっただけではなく、
販売店によっては原材料費高騰だからといって10%も値上げしている所もある。
所得が上がったのは大手企業の一部のみ。
一般庶民の所得が上がるのはいつになるのかまったく分からない。
上がるのかどうかすらも分からない。
しかし、国民の生活は苦しくなっているのに国会議員は身を削ろうとしない。
その反面、歳出に神経を使わない国会議員が多すぎる。
震災復興財源を確保する為に議員も身を切る姿勢を示そうと始まった歳費2割カットを
今月末で終わりにしようとしている。
被災地の復興は進んではいるものの、復興というには程遠い。
復興の目途が立つまで継続しようとは誰も考えないのか!
復興予算も被災地に関係ない所で使われていた事実があった。
公務員はこの4月から8%以上給与がアップし、2年前の水準に戻っている。
議員定数削減も宙に浮いたままで進まないことも気にせず、
真剣に仕事に向かっているとは言い難い。
そんな議員連中は、自分達の身を守ることが優先で
増税した挙句、無駄に税金を使うことしか考えない者の集団と思われても仕方がない。
歳出削減を真剣に考える議員は皆無なのか。
そもそも大金を使わなければ議員をやっていけないという
議員の常識、決め事がおかしいのではないか。
議員になれば月給、ボーナスはガッポリ入り、経費は別途支払われる。
そんな美味しい職業になっているから
選挙時に大金が動くことになってしまうのではないだろうか。
2割カットされた議員歳費1685万円という金額すら妥当なのかどうか?
議員職は美味しくない、ほとんどボランティアだというくらいの条件になれば
本気で国のため、国民のためにと考えている者しか
議員になろうと思わないのではないか。