アメリカンフットボールの日大-関西学院大定期戦で、日大の選手が犯した悪質なタックルによる反則
問題は選手の退場、監督の辞任だけでは収まらず、日大アメフト部監督、コーチの『勝つためには手段を選ばない』指導法や日大そのものの体質にまで及んでいる
反則をした日大宮川選手の昨日の会見で事の全容が見えてきた
宮川選手の言葉だけですべてを判断することはできないが、昨日の宮川選手の会見には事実を述べ、真摯に反省し、謝罪している姿が見られた
先日の日大の関西学院への回答では
『指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質』
としていたが、
『相手のQBが怪我をして秋の試合に出られなければこっちの得だろう』
という言葉がそうではないことを証明している
好敵手に対して試合中に燃やす闘志とは全く別次元の、先人が築いてきた伝統を踏みにじる発言の数々
日大アメフト部のOBは、どう聞くか?
日大側が説得力を持って宮川選手の証言を否定できなければ、日大アメフト部は消滅の危機に陥る
人を育てる大学でのあるまじき指導法、言動、対応
自浄能力が欠如しているうえ対応が後手後手な日大が今後どういう回答をするのか注目される
また、いきさつはどうあれ危険なタックルによる反則を犯した宮川選手には、なんらかの罰は与えなければならないが、選手生命や今後の人生までをも無にすることはなくしてもらいたい