『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く“モンスター・ヴァース”シリーズ第4弾となるゴジラ映画
モンスターたちの戦いの後、甚大な被害を受けた地球に再びゴジラが現れる
特務機関モナークが巨大怪獣の故郷(ルーツ)の手掛かりを探る中、世界の危機を前にゴジラが暴れまわる原因を見いだせない人類は、キングコングを髑髏島から連れ出し、ゴジラと対決させようとする
演出の仕方ひとつでゴジラとキングコングが闘うだけの怪獣プロレス映画になりかねないと危惧していたが見事に裏切られた
メカゴジラが現れた時にはマンガチックになってしまったとがっかりしたが、キングコングの良さとゴジラにも闘う理由があったことがストーリーの中に上手く組み込まれている
二大巨頭が主役だがストーリーはコング中心に進む
ゴジラが暴れるシーンとキングコングとのバトルシーンは今までのハリウッドゴジラにはない迫力がある
日本のゴジラはあえて動きをゆっくりさせて迫力と圧力を醸し出しているが今回のゴジラは動きがとてもスピーディ
世の中にはゴジラ派とコング派がいるだろうし、どちらが勝つのかという興味もあるだろう
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に至るまでのシリーズと『キングコング髑髏島の巨神』を見ているのといないのとで話の見え方が違ってくる
小栗旬が芹沢博士(渡辺謙)の息子という設定で出演しているが説明がなく、また何故メカゴジラの操縦をすることになったのか?
一度はコングを倒したゴジラが何故とどめを差さなかったのか?
等々突っ込み処もある
が、最後は上手くまとめていると思う
ハイテンションなままストーリーが展開され2時間があっという間です
星4つです
☆☆☆☆★