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不都合な真実

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不都合な真実



アメリカでドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなった話題作。
アメリカの元副大統領アル・ゴアが、温暖化へと突き進む地球を憂い、温暖化によって引き起こされる数々の問題を説く。

ドキュメンタリー映画なので面白いとか、楽しいといったものではなく
現在に至るまでの気温変化やCO2の増減、このままでいくと地球はどうなってしまうのかを知り
人類は今後どうしていかなければならないのかを考えさせられる作品。

温暖化が進んだ地球を考えると怖くなるが、怖がってばかりはいられない現実が目の前に迫っているのだ。




温暖化が進み、気温が上がることによって
海流の流れが変わり気候が変化する。

海流は温暖化が進むとやがて止まってしまい、暖流が流れていた地域は冷却化する。
逆に亜熱帯化する地域も出てきて、伝染病の拡大する恐れがある。
今まで蚊が生息できなかった地域に蚊が発生している報告がある。

温暖化が進むと海水温が上がり大雨をもたらすのは誰にでも判るが、地表も熱せられ干ばつが進む地域も出てくるのだ。
干ばつ、大雨・洪水は、その直接的な被害だけでなく、食料問題にも広がっていく。
米や、野菜などの作物は満足に取れなくなり、牛や豚・鳥は育たず、海流の変化から魚も減っていく。

海抜が上がり生活地域の変更を余儀なくされるところも出てくる。
国によっては国土のほとんどを失ってしまうところも出てくる。


すでに北極、南極の氷は溶け始めているのだ

温暖化を防ぐには急を要する!

気候の変化は徐々にではなく急激に変化するらしい。
まさに デイ・アフター・トゥモロー の世界になってしまう。



京都議定書 に賛同してこないアメリカ、オーストラリアは二酸化炭素排出大国である。
他にもインド、中国など大量排出国はもっと真剣にこの問題に取り組んでもらいたい。


アメリカでは温暖化防止を優先させれば経済が成り立たなくなるとゴア氏の提案を受け入れなかったが、
自動車の排ガス規制強化を進めたトヨタ、ホンダは現在アメリカでもトップクラスの自動車メーカーになっている。

トヨタ、ホンダが躍進したのは、排ガス規制強化だけではなく、品質・安全・サービスの面でも経営努力したからだろうが(どこかのお菓子メーカーや給湯器メーカーにも学ばせたい)、温暖化防止を優先させても経済の発展方法はあるはずである。

温暖化防止に関連した新企業も出てくるかもしれない。

それより、経済成長も人間が安全に暮らせる地球があってこその話だ。

なんにせよ、一部の人間だけが対処してもどうにもならない大きな問題だから、
国を挙げて対策を練り、個人個人も必要以上にエネルギーを使わない生活をする努力をしなければならない。

便利で快適な生活から多少不便な生活になるのはやむを得ない



全世界の大勢の人に観てもらいたい映画です


限りなく5つに近い 星4つです  ☆ ☆ ☆ ☆ 


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