ぴ~まん’s ワールド

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地球あっての人間

沖縄付近で停滞していた台風15号が北上し始めた。

明日の朝に紀伊半島付近を通過し、

スピードを上げて夜には関東付近を通過する見込み。

大きな被害が出なければ良いが、

台風12号で大打撃を受けた和歌山、奈良の山間部の土砂ダムが心配。
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それにしても近年、世界中で起こっている自然災害は規模が大きくなっている。

日本の地震津波、台風、アメリカのハリケーン、竜巻など被害は甚大だ。

地球の自然が変わってきているように思える。



NHKで放送された「宇宙の渚」を録画しておいたものを昨日見たが、

宇宙から見た地球、雷、オーロラは美しい。

地球は生きているように思える。

その生きている地球が変化し始め、大きな自然災害となっているのではないだろうか?


人間が作り出した文明が発展してからの時間は、地球の歴史から見ればほんの一瞬。

そのほんの一瞬に人間が自然を破壊し、地球が悲鳴を上げ始めているように思えてしかたがない。

人間が生活していく為の少々の自然破壊なら未だしも、

近年は豊かな生活を求めるあまり、地球を闇雲に破壊しているように見える。
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自然を壊しすぎてはいないか?

二酸化炭素の大量放出によって北極周辺のオゾン層が破壊され、

太陽からの紫外線が直接地表に照射されるようになり、

フィンランドの一部地方では夏でも長袖、さらにサングラス、日焼け止めが欠かせなくなっている。

そしてその範囲は徐々に広がっている。

あと数十年したら日本も同様の状況になってしまうかもしれない。

安全な地球あっての人間だ



防波堤の設置や耐震建造物の建設は人の命を守る防災、減災となるが、

原発はどうなのか?

原発は豊かな生活の基盤となる電力を生んでいるが、

事故で放出されたセシウムは100年経ってもゼロにはならない。

自然界には存在しない放射線が半永久的に残ってしまう。

燃料の安全・確実な最終的処理方法も確立されていない。

原発被害にあった人たち、地域への補償の借金を子供たちの代まで残してはならないと言って

増税をしなければならないという。

放射線は後世にまで残しても良いのか?
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人には知恵がある。

供給電力が少なくなれば、それなりの生活の仕方をし、それに順応した新たな産業も生まれるはず。

企業は地域・社会に貢献するという理念が無くてはならない。

電力不足になれば豊かな生活は出来なくなるというのは詭弁だ。

放射線を放出する事故を起こす可能性のある原発に頼らず、

少ない電力の中で人々に豊かな生活を与えることが

真に地域・社会に貢献するということではないか。

そしてその大筋となる方向性を定め、国民の安全と安心を守るのが政治だ。


直近では原発の安全性を向上させることが優先だが、

原発の安全性を向上させるよりも、少ない電力の中での生活の仕方を生み出す方が

地球と人間の存続に貢献し、自然との共存にも繋がると思う。
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