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竜巻の脅威

2日午後2時過ぎ、埼玉県越谷市で竜巻とみられる突風が発生、

竜巻は越谷市松伏町を経て約14キロ離れた千葉県野田市へ達した。

市立桜井南小学校で教室の窓約20枚が割れ、サッカーゴールが吹き飛ばされ、

市立北陽中学校では体育館の屋根の3分の1が損壊した。

トラックが横転し、乗用車は飛ばされた。

強風で割れたガラスや屋根瓦が巻き上げられ、頭上から降り注いでくる。

家の中に避難してもガラスや瓦の破片がすごい勢いで吹き込んできたという。

テレビでの映像を見ただけでも絶句してしまう光景だが、

被害を受けた市民の恐怖はそんなものでは済まされない、想像を絶するものだっただろう。


電線には吹き飛ばされたトタンや板塀が引っかかり、

電柱も倒されて、多くの世帯が停電したまま一晩を明かすことになった。

避難所は設置されたが、「盗難が心配なので、自宅で夜を明かす」という人が多い。

街はガレキが散乱し、半壊・全壊になった世帯は、これからの生活基盤の建て直しが半端なく大変。


昨年も茨城県つくば市で竜巻が発生して大きな被害が出た。

ここ数年、竜巻の発生が増えている。

竜巻はアメリカなどでは頻繁に発生しているが、日本では滅多に起こらないものと思っていた。

しかし、今年のような猛暑が続けば全国各地で発生してもおかしくない。

竜巻注意報が出されても、どのように注意すれば良いのか?

発生すればものすごいスピードでやってくる竜巻から逃げることは不可能。

トイレや湯船に避難するのが良いといっても一人、二人が精一杯。

窓を閉め、カーテンも閉めて建物の一階中央部で竜巻が過ぎ去るのを待つしかない。


これからの日本の夏は、猛暑・日照り、大雨・洪水、台風、竜巻という

自然災害が増えてくる気がしてならない。


ブログ仲間の愛さんが今回被害に遭った地域の近くに住んでいるので心配したが、

幸い竜巻のコースから少しずれた所だったことで被害はなくて済んだ。

愛さんもお母さんから「風がおかしい」というメールを受け、心配だったようだ。


一夜明けて今朝の越谷方面には青空と白い雲が広がっている。

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