亀田興毅が世界チャンピオンになった！
１Ｒに初のダウンを喫し、１１Ｒにはフラフラになりながらもクリンチで逃げ、なんとか判定までこぎ着けた。この根性、ガンバリには頭が下がる。
試合の判定はジャッジがするのだし、見方によって採点は変わるだろう。
亀田に勝ってもらいたいと願いながら観戦していた私の判定は、チャンピオンの２ポイント勝ち。
熱狂的な亀田ファンは勝ったのだからオーケーになるだろう。が、スポーツファン、ボクシングファンとしてはどうだろうか？
試合後、ＴＢＳに判定結果に抗議する電話が殺到したというし、判定に疑問を持ったのは私だけではなかったようだ。
今回の苦戦を糧に、亀田興毅にはさらに成長して真の世界チャンピオンになってもらいたい！
彼にはそうなる資質、ガッツがある。
そして３兄弟揃って世界チャンピオンになる日が来たら・・・。
それにしても亀田親子は、最近日本人が忘れかけている親子関係を見事に築いている。
親父は子供をリードし、子供は親を信じ着いていく。
親父は子供のために、子供は親父のために、共に一生懸命に前へ進む！
この親子を見るたびに強い絆で結ばれ、親子とはこうあるべきだという手本のように感じる。
