久しぶりに映画を観て鳥肌が立った
単なる航空機パニック映画だったら、「こんなもんだろうなあ」で終わってしまったかもしれないが、
９・１１ 同時多発テロ を実体験した管制官や、ハイジャックされた飛行機の中からの携帯電話で会話をした被害者の家族からの話しに基づいた映画だったので、被害者の恐怖、遺族の悲しみを考えると背筋が寒くなってきた。
ストーリーも結末も判っている映画なのに、最初から最後までスクリーンに釘付けになってしまった。
管制センターのパニックに陥りながらも何とか局面を打開しようとするところや、搭乗者の恐怖に慄く姿、死を覚悟して家族に連絡をとり話しをしている姿、犯人グループの心理状況など現場の緊張感がヒシヒシと伝わってくる。
人の危機感、恐怖・・・【日本沈没】でも、もっと表現してもらいたかったものがすべて組み込まれていたと感じた。実話だから当然か！？
自分があの場面に実際に遭遇したら、同じように犯人グループに立ち向かっていく勇気があるだろうか？
おそらく、早くその状況から逃げ出したい！いっそのこと早く死んでしまった方が良い！などと考えるに違いない。・・・反省！
搭乗者がテロに屈せず、結束して立ち向かい、生きようとする力に感動した
あの同時多発テロ事件を風化させないためにも、この映画は良かったと思う。
秋に上映予定（？）の【ワールド・トレーディング・センター】 も、ぜひ観にいきたい。
星 ４つです！
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