東京都知事選(7月7日投開票)が20日告示され、都内各地でポスター掲示板への掲出が続々と始まった
立候補者は過去最多の56名である
全員の政策を聞くのは無理
そんな中、掲示板に異変が起きている
立候補者ではない人のポスターや犬や猫のポスターが貼られている掲示板が続出
「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が提案した「ポスター掲示場をジャックせよ」計画に賛同したものだ
「N党」に5,000円から3万円寄付すれば都内約1万4000カ所にあるポスター掲示板のうち1カ所で独自に作成したポスターを最大で「N党」候補者の人数分の24枚を貼れるとし募集をかけていた
この企画は都知事選候補者1人あたり供託金300万円を地方法務局に預ける必要があり、その金額の寄付を集める作戦だ
立花氏のプランについては反対を訴えるオンライン署名活動が起きているが、公職選挙法に明確な禁止規定がないとの指摘もあがっている
公職選挙法の隙をついたものだが一般人である私からしてみれば非常識だ
またある掲示板には無所属の候補の掲示場所にほぼ全裸の女性の局部などにシールが張られたような画像とともに表現の自由を主張するポスターが掲出されたものもある
いずれも良識のある日本人はやらないだろうという性善説の裏をかいたものだが表現の自由を履き違えている
「N党」しかり「つばさの党」しかり法的に問題が無くとも選挙妨害であり有権者を馬鹿にしている
時代が変わり昔からの日本人の性善説が通用しなくなっている
そういう時代になっている認識を持って公職選挙法はじめ法の整備をしなくてはならない
と思うがルールを決めれば必ずその抜け道を突く輩が出てくる
公人、それも日本の人口の一割を占める東京の知事を決める選挙なのだから日本人らしい良識のある行動、発言を示してもらいたい