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無利子・無担保で5000万

公職選挙法違反事件で東京地検特捜部の捜査を受けている

医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた東京都の猪瀬都知事

26日に4回目の緊急会見を行った。

5000万円を借りたのが、都知事選前ということで公職選挙法違反の可能性がある。


今回の会見では、徳洲毅氏との間で交わした「借用証」を提示し、

従来通りの「個人の借入金」との主張を繰り返したが、

記者の追及には「考えが甘かった」「深く考えなかった」としどろもどろ。

日頃の能弁な姿はなく、ひたすら釈明に追われた。

徳田毅氏から「もしお金がないならいつでも貸しますよといわれた」と述べ、

猪瀬氏側からの要請は全面否定したが、

一部報道では、猪瀬氏側から「1億円の資金提供を要求した」と証言する

徳洲会関係者もいるとしている。


無利子・無担保で5000万円もの大金を借りるにあたって、

借用証に徳田毅氏のサインも返済期日も無く、

互いの印、割り印も無いものを、正規の借用証としてまかり通すのは、

三者はもちろんのこと、貸す側から見ても借りる側から見ても

おかしいと思うのが普通。

これを「原本です」と振りかざしても誰が信用するのだろうか?

まるで小学生がする言い訳のようで滑稽だ。

また、都道府県は病院設立に関してさまざまな許認可に関わりがあるので、

猪瀬氏が便宜を図るように指示を出していれば贈収賄の疑いも生じる。

都知事という立場を考えれば、無利子・無担保で5000万円も借りれば、

徳田氏側、徳洲会側からなんらかの要求があった場合に、

それを呑むことの条件や、その他のなにか裏があると思うのが常識だ。


返済が徳洲会事件の強制捜査後というのも黒さを際立たせている。
    
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会見で4回説明したにも関わらず、いずれも明確な説明になっておらず、

多くの謎や疑問は深まるばかり。

無利子・無担保で5000万円もの大金を

超簡素化された借用証一枚で借りられる都知事がなんともうらやましい限りだ。