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舛添氏「厳しい第三者の目で・・・」

公私混同や政治資金流用の疑惑が次々と報じられている舛添要一都知事

5月20日の定例会見での様子を報道番組で見たが、呆れるばかりだ。


疑惑への対応方針を

「第三者の目からしっかり調査をしていただき、改めるべきところを改め、

 信頼回復ができますようにしっかりと対応してまいりたいと思います」

と説明した後は、記者からのいろいろな質問に対しても

具体的な疑惑の内容について一切触れずに

「第三者の厳しい目で調査をしていただいて……」

を繰り返すばかり。


「弁護士には話せるのに、都民の前では話せないのか」

「知事自身の言葉で説明してほしい」

と、問い詰めるような質問が記者たちから出ても

「第三者の調査までは何も言えない」という立場を貫いた。


自分でやってきたことなのだから細かい数字はともかくも分かるはずだ。

自分の言葉では何も言わず、

「第三者の調査・・・」で時間稼ぎをしているようにしか見えない。

しかもその第三者というのは

舛添氏が依頼する政治資金規正法に精通した弁護士だという。

それでは「厳しい第三者」にはならない。

舛添氏とまったく関連のない人にやってもらって初めて「第三者」となる。

「違法性はない」ということで押し切りたいのだろうが、

そもそも都民の多くは、都知事としての資質、倫理を問題視しているはず。

その都民の声を無視するのは、都の長としての資格欠如だ。


政治家なら大なり小なり似たようなことはあるのだろうが、

それにしても報道を見る限り「セコイ!」としか言いようがない。

お金の掛かる些細なことでも自分の財布からはお金を出さずに

公金から捻出しようとする。

公私混同甚だしく「公的な金=自由に使えるお金」

というのが彼の中にあるルールなのだろう。

年金問題に着手していた厚生大臣の頃には、こんな姿は想像できなかった。

お金がたっぷりある東京都の長になって狂ってしまったのか?

彼を良く知る人に言わせると

「もともとお金にシビアで計算高い人」

らしいから、本来の姿が現れただけなのだろう。

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