国民を愚弄する落選大臣

参議院選挙が終った。

民主党が議席を減らすことは予測さされていたが、

自民党があれほど議席数を伸ばすとは思いもしなかった。

自民党が国政をメチャクチャにしてしまったから

民主党の新たな風で立ち直させることを期待して自民党を見限ったはずなのに

民主党がダメだからといっても、

なんで自民党があれだけの議席数を獲得できたのか理解に苦しむ。

しかし、これが多くの民意だったという結果だ。

そしてもっと理解に苦しむのが

現職法務大臣として５選を目指した民主党の

千葉景子氏 ＝神奈川選挙区＝　の

落選 ⇒ 法務大臣留任

千葉氏は法務大臣としてふさわしくない行動が多すぎた。

選択的夫婦別姓を強く推進し、

世論調査で死刑制度支持が８割を超える中、執行に慎重だった。

行政という公益性の高い職に就いておきながら、

個人的主義主張を通すという千葉氏の姿勢が反発を招き、落選した。

千葉氏は選挙期間中に法相としての実績をアピールしていた。

しかしながらアピールできるような実績なんてほとんど無かった。

法務大臣ならぬ法無大臣だ

良識ある神奈川県民は大臣らしい仕事をしない者は

議員として認められないと判断を下した。

本人は落選確定と同時に辞任意思表明したが、首相が留意し、法相継続となった。

民間人でも大臣を務めることは出来る。

が、千葉氏は神奈川県民が不要と判断した人だ。

それを法相として引き続き政務を任せるとは多くの国民は納得できないはず。

なんのための選挙だったのか？

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神奈川県民を馬鹿にしているとしか思えない。

民主党内からも疑問の声が上がっていると言う。

選挙で有権者からＮＯと判定された公私混同を平気でするような者を

大臣職に就かせる首相の無神経さ

まったく呆れるばかりだ