鳩山氏は「普天間問題」「政治と金」で辞めたと言っていたが、
それが原因で辞任するのなら遅い!
首相足る者、一国のリーダーなのだから
しっかりとしたビジョンを持ち、
リーダーシップを発揮して日本を良い方向へ導いてもらわなければならない。
しかし、鳩山氏には 決断力 というリーダーにとって絶対不可欠なものが
欠落していた。
「友愛」「いのち」といった人間らしさを取り戻すためのフレーズを
よく用いていたが、政治家としてはアマチュアの域を出られなかった。
決断力の無い首相と、陰の首相のお陰で政治機能はまったく果たせていなかった。
今まで密室で行われていた予算ぶんどり合戦をオープンにした『事業仕分け』は
数少ない功績だが、目玉の一つであった『こども手当て』は
半額支給は始まったものの充分な準備が出来ておらず、
面倒な実務作業をしなければならない自治体は大変!
話題になり、同じようなケース、問題が他から出る可能性もある。
保育料や給食費を滞納する親たちが受け取って問題ないのか?
低所得世帯では当然のことながら生活費に充て、
高所得世帯では塾費用に回すことで教育格差を助長することになるのでは?
といった意見も積み残したままである。
さらに、もらった側からも
「いつまで続くのか?」
「本当にこれが子供のためになるのか?」
「保育園増設や教育資材に使った方が良いのでは?」
といった声が上がる始末。
マニフェストは修正されても良いと思う。
目先のことに捕らわれず、
もっと国の為、国民の為によく考えた政策を実行してもらわなければ困る。
まずは民主党内部をしっかり統一することが先決。
選挙対策も重要だろうが、政策方針の異なる政党との連立などするから
問題がややこしくなってしまうことを教訓にし、
陰の総理大臣である小沢氏を押さえ込める新たなリーダーを選出してもらいたい。