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野田首相、16日解散明言

野田首相が16日に衆議院を解散すると明言した。

これでようやく3年間に渡ってドタバタした民主党政権から解放される。


昨日の自民党安倍総裁との党首討論では、野田首相に分があったように一見思えるが、

議員定数削減」だけを条件に解散を決断したことに内閣総理大臣として疑問がある。

国会議員自ら身を切る覚悟を約束してくれと迫ったことは買えるのだが、

現在、日本が抱えている大きな問題は、ざっと見渡しても

東日本大震災の被災地復旧、復興問題
福島第一原発事故放射能の処理問題
原発を含むエネルギー問題
・景気、雇用問題
少子高齢化問題
・医療、福祉問題
・TPP問題
・中国、韓国、ロシア、アメリカを中心とした外交問題
・沖縄普天間基地問題

などいくつも山積している。

そんな中で「議員定数削減」だけを取り上げた解散条件は解せない。


3年前の選挙で初当選した民主党議員の多くは再選が難しく、

民主党から離脱する者は少なくないだろう。

選挙後の民主党は、50議席も取れないのではないだろうか?

野田首相自身も民主党が再度政権を握れるとは思っていないはずであり、

これらの諸問題は民主党以外の次期政権に委ねることになる可能性大である。

また、第三極と言われている石原新党、橋下新党がどのようにまとまり、

どのような政策で自公民に対抗し、どの程度の勢力を持つのか?

各党は、先に挙げた多くの問題のどこに焦点を定めてくるのか?

有権者もどこに争点を絞って投票するのか?

難しい選挙になりそうであると同時に、

近年の政治に呆れ果て、どこがやっても変わらないからと投票しない者が多くなることも危惧される。

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衆議院選挙が現実化した今、個人的になんとしても落選させたい議員がいる。

嘘八百マニフェストを掲げ、政治を混乱させ、日本を引っ掻き回した張本人である鳩ポッポ。

それに類似した菅直人小沢一郎

議員としての資質に疑問のある田中直紀田中眞紀子

彼らの立候補地となる有権者には、

彼らに政治を任せられるのかどうか?

任せて将来の日本が良くなるのかどうか?

を冷静に見極めて投票してもらいたい。


いずれにしても当分の間、選挙関連のニュースでうるさくなるのは間違いない。