米国大統領選はバイデン候補が過半数を獲得して決着が着いた
が、トランプ大統領は選挙に不正があったとして訴訟も辞さず諦めていない
敗北宣言も当然していない
端から見れば往生際が悪いとなるが、ビジネスマンとして成功してきたトランプ氏は自身が負けるということが許せないのだろう
トランプ氏はアメリカファーストを前面に打ち出しパリ協定をも離脱
中国叩きで自国経済優先の政策
対するバイデン氏はオバマ政権時代に副大統領を務めた経緯もあり国際協調路線を取る考え
人種差別問題、新型コロナウィルス対策を前面に打ち出しトランプ氏とは真逆
二大政党制だから有権者の立場や考え方で二極化するのは仕方ないこと
しかし全米が真っ二つになるほど分裂するのは稀なのではないか?
外野から見ると大統領選の選挙制度には疑問符が付く
各州で国民は投票するが勝ったほうが各州の選挙人を総取りし、獲得した全国の選挙人の数が過半数以上を取ったほうが勝つ
全米の有権者が投票するのだから単純に総投票獲得数が多い者の勝ちというほうが民主主義に沿った選挙といえる気がする
また投票日前までの討論会では自身が持つ政策について話すよりも相手をけなすことに終始
日本では国民受けする政策を打ち出し有権者を惹き付けようとする(有言不実行だが)
いずれも他国のことだからとやかくいう権利はないが国民性の違いだろうか?
個人的にはオバマ政権と似た政策を取るであろうバイデン氏が勝って良かったのではないかと思っている