ぴ~まん’s ワールド

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選挙が終わって

政権交代が実現するかどうか注目された衆議院選挙、

予想外の大差で民主党が圧勝した。

民主党政策を支持した人が多かったのは間違いないところだが、

自民党には任せられない、しかしこれといって支持する政党も無いから

民主党に入れたという人たちの票もかなり含まれていると思う。

経緯はどうあれ投票率も69.28%と過去最高だったことは、

自民党には任せられないという国民の強い意志の表れだ。


これからは民主党にしっかり日本を立て直してもらわなければならない。


今回の選挙で一番印象的だったのは

公明党の太田代表が落選したこと。

太田代表は民主党の推す青木愛氏と接戦の末敗れ、

比例代表にも登録していなかったことで落選が確定した。

多くの重鎮、古狸が比例代表と重複立候補し、

小選挙区で敗れ、比例代表で国会議員の椅子を確保している。

そんな中、党の代表である太田氏が

小選挙区では負けないという自負も強かったのだろうが、

小選挙区一本で勝負した姿勢には好感が持てた。




○○党A氏、××党B氏が立候補している選挙区では

①A氏、○○党を推したい
②B氏、××党を推したい
③A氏、○○党には投票したくない(落としたい)が、
 他に支持したい候補者もいないのでB氏、××党に投票する
④B氏、××党には投票したくない(落としたい)が、
 他に支持したい候補者もいないのでA氏、○○党に投票する

という4つの考えから投票される。

○○党A氏が当選した場合、

落選したB氏が比例代表に重複立候補していたら

比例代表で××党の得票が多ければB氏は当選する可能性がある。

結果、A氏もB氏も当選ということになり、

これではこの地域では何のために選挙をしたのか分からなくなってしまう。

さらにこの場合、④の意思を持って投票した人の意思は無駄に終わってしまうのだ。


事実、私の選挙区では4人が立候補していたものの実質自民対民主の一騎打ち。

小選挙区では自民が小差で勝ったが、

民主候補は比例代表で当選し、

結局二人とも当選という結果だ。


小選挙区比例代表並立制は個人を選ぶことも出来るし、

政策を支持する政党を選ぶことも出来るので良いと思うが、

重複立候補は認めない方が良いのではないだろうか。