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二枚舌政府

沖縄普天間基地移設問題で政府は辺野古移設案で日米合意するとしている。

結局、選挙前公約していた「少なくとも県外移設」は無くなる。


鳩山首相は与党自民党議員経験があるにも関わらず

在日米軍抑止力について何も勉強しなかった、知らなかった無知議員。

辺野古移設と言っても現行案ではないと言うが

そんな鳩山氏から画期的な具体案など出るはずが無い。

所詮、甘ちゃんのボンボン議員だったということだ!


政府は辺野古付近への代替施設建設を柱とする日米共同声明を発表するが、

政府方針では辺野古の地名を外すという二枚舌作戦。http://www.geocities.jp/dongwu60/BQ248.gif

こんな政治がまかり通るのならなんでも出来る。

国民には「白」と言っておいて、実際の政府案が「黒」では

まったく民意無視と言って良い。


ここで社民党が猛反発!

福島代表は辺野古明記の日米共同声明が発表されれば、

閣議決定閣議了解でサインはしないと署名拒否を明言。

政治家、政党としてのけじめをつけようとする姿勢は買える。

が、閣僚の一人である福島消費者・少子化担当大臣が沖縄に乗り込み、

県内移設反対を唱えたのはどうなのか?

閣僚ならば首相と共に辺野古移設推進をするか、

県内移設反対ならば代替案を具体的提示してもっと話し合うべきだろう。

単に社民党党首として沖縄入りし、声高に反対を訴えるのなら

連立を離脱して、大臣辞職するのが先ではないか?


また選挙前から国外移設を唱え、グァム島に調査へ行ったりしていたが、

それをアメリカ側が受け入れるかどうか?

グァム移設で日本への抑止力はどうなるのか?

米軍が抜けた後の沖縄経済はどうなるのか?

等の検討はされていなかったはず。

代替案の具体化がないまま「反対!反対!」では

昨年の総選挙前の民主党となんら変わりない。


元々社民党は国の安全保障政策で民主党と折り合わなかった政党。

にも関わらず、民主党過半数確保のために連立を組むように勧めた経緯がある。

折り合いのつかない政策を持つ両党が連立を組むこと自体、問題がある。

民主党過半数確保の為に、社民党は自らの政策を与党として進める為に

それぞれの思惑があっての連立だったが、

ここに来てその思惑のギャップが大きくクローズアップされただけだ。


社民党がだらしなく大甘妥協するのか?

福島氏が大臣辞任で連立崩壊か?



鳩山政権の普天間基地移設問題に於ける大失態は

昨年までの自民党の体たらく以上のものがあり、国民の政治不信を煽っただけだ。

首相辞任で内閣総辞職しても国民への謝罪にはならない。

「職を賭して」と言っていたのだから首相辞任なんて甘いものではなく、

最低でも議員辞職するくらいでないと国民の腹の虫は治まらないだろう。

沖縄県民はそれでも絶対に納得は出来ない。


これからどう決着を着け、国民の政治不信をどう払拭するのか見ものだ。

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