仲井真沖縄県知事と県庁で会談した。
鳩山首相は
「すべてを県外にということは現実問題難しい。
ぜひ沖縄の皆さんにも負担をお願いしないとならないという気持ちで来た」
と述べ、県内移設の考えを初めて表明した。
首相は知事との会談で、
「今日は率直に、沖縄県民の皆様におわびを申し上げなければとの思いでお邪魔をした」
と述べ、普天間飛行場の県外移設を断念する方針を伝え、陳謝した。
今さら何を言うのか! |
「少なくとも県外移設」と声高らかに言い放ち、
それを今になって
「学べば学ぶほど海兵隊の各部隊が連携し抑止力を維持していることが分かった」
とは何事だ!
何も考えず、感情の赴くままに「県外移設」を唱えていたのか?
政府は名護市米軍キャンプ・シュワブの沿岸部か沖合に
「くい打ち桟橋」方式で滑走路を建設するとともに、
鹿児島県・徳之島に移転する案を検討している。
徳之島住民にすれば、寝耳に水の大事件。
当然、島を挙げての大反対だ!
海兵隊がやって来れば島へ落ちるお金が増えるという考え方もあるが、
平和だった島が騒音を始めとする諸問題で荒らされてしまう。
「県外移設は鼻から無理な話」 は素人の私でも解ること。
国内のどこであろうと米軍基地移転を喜んで受け入れるところは無い。
仮に北海道へという話になれば基地の立地上の問題でアメリカ側は反対するだろうし、
中国、北朝鮮に対する抑止力も低減してしまう。
自民党が長い年月をかけて結論を出した
キャンプ・シュワブ沿岸部移転でまとまりつつあったものを思いつきだけで白紙撤回し、
今になって 「いろいろ考えたら県外移設は難しい」 などと言い訳されても
沖縄県民、名護市民は受け入れられない。
オバマ大統領に
「私を信じてください」
と言い、
「5月末までに解決させる」
と国民に宣言しながら、解決の糸口さえ見つからない普天間基地問題は
今後の外交にも大きな影響を与えてしまう。
さらに、今回の首相発言で社民党が連立離脱することも有り得る。
「政治と金問題」 は逃げまくり、
思いつき発言、思いつき政権公約であったことが明らかになった今、
「民主党・鳩山政権に政治は任せられない」
ブログ仲間の夢花さんの記事の中にあった政治評論家の
ポッポ、ポッポと鳴いている |
中国はカモだと言い |
アメリカはチキンだと言っている |
ヨーロッパではアホウドリと言われ |
国民はサギだと思っている |
でも、本人は 鳩だと思っている |
という話がまさに的を得ている。
迷走する鳩は日本の恥だ! |