フラガール
昭和40年福島県いわき市の炭鉱が閉山となるため、新たな街興しに温泉を利用した
常夏のリゾート地《常磐ハワイアンセンター》を造ろうと頑張った街の人達の物語。
夏前から楽しみにしていた映画で、
《スウィングガールズ》《ウォーターボーイズ》の類かと思っていたが、全然違った。
時代が変わって行くことに付いていけない人たち
新たな出発に意欲を持つ人たち
ショーには欠かせないフラダンサーを目指す地元の娘たち・・・
それぞれの心が素直に表現されている。
笑いあり、涙ありで話はどんどん進んでいく。
涙も、[悲しみの涙][別離の寂しさの涙][喜びの涙][感動の涙]と様々なものを見せてくれている。
炭鉱節からフラダンスへ
圧巻はハワイアンセンターのオープニングでのステージ。
主演の蒼井 優が、撮り終えた最後の演技に納得がいかず、
オーケーを出した監督に直訴して再度撮り直したシーンです。
これは、ぜひ自分の目で見てもらいたい。
こんなに涙を拭きながら観た映画は久しぶり
感動! 感動! 感動!
ノスタルジックな世界に浸れた《三丁目の夕日》も良かったが、
この映画はそれプラス《スウィングガールズ》や《ウォーターボーイズ》の頑張った喜び、
みんなの心がひとつにまとまっていく様、
さらに人の心のやさしさも見せてくれる素晴らしいものです。
現実に当時頑張った炭鉱娘改めフラガールの皆さん達に拍手!
フラダンスをあそこまで見事にマスターした女優さん達に拍手!
この記事を見た人には、ぜひ観ていただきたい映画です!
私はもう一度観たい!
素晴らしい! 星5つです
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