生まれつき顔立ちが人と違う少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、
幼いころから自宅で母のイザベル(ジュリア・ロバーツ)と勉強してきた
10歳になり一般の学校に通い始めた彼は同級生と仲良くしたいと願うが、
じろじろ眺められたり避けられたりする
10歳のオギーは宇宙に憧れ、「スター・ウォーズ」をこよなく愛し、
両親と姉の愛情に恵まれた少年だが、彼は普通の子ではない
遺伝子の先天性疾患で、変形してしまった顔の持ち主なのだ
27回の整形手術に耐えてマシになったものの、
宇宙飛行士のヘルメットを脱ぎたがらない彼は、初めての学校生活で困難に直面する
映画はオギーを主軸に置きながらオギーの周りにいる人をパート毎に描き、
それぞれの立場と葛藤にも触れ、オギー自身も彼らによって救われ、成長していく
「人と違う」というだけで理不尽な反応を招いてしまう少年が、
内面の魅力を武器に成長していく涙と感動の物語なのだが、
あまりにもトントン拍子に話が上手く進み過ぎる感がある
実話をベースにした作品ということだが、
現実はもっと周囲の拒否反応がきつく、厳しいはず
そういう意味では「エレファント・マン」のほうがより現実味を感じた
しかしこの映画のメッセージであろう
「人へのやさしさが自分自身を変え、周りをも変えていく」
は、十分に伝わる
相変わらず表情豊かなジュリア・ロバーツ
今回はオギーをはじめとする家族に愛情をたっぷり注ぎ込む母親役
そんな中にも彼女らしさは十分に表現されている
でもジュリア・ロバーツもさすがにおばちゃんになったなあ (^-^;
ジュリア・ロバーツの魅力を加味しての
☆4つです!
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