ぴ~まん’s ワールド

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ワールド・トレード・センター

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ワールド・トレード・センター



2001.9.11 午前8時40分過ぎ

ニューヨークのシンボルともいえる 世界貿易センタービル 
タワー1にアメリカン航空11便が、
タワー2にユナイテッド航空175便が相次いで激突した。

未曾有の状況の中で、人命救助のためビル内部へと向かい、最後まで生きる希望を失わず、一人でも多くの命を救い出そうとする港湾警察官の真実のドラマ



今年一番期待していた映画だったが、この日タワーの中で起きたことを、限られた範囲だけで描かれていたのが残念。

たくさんの命が奪われた事実、犠牲になった人たちの無念さ、遺族の悲しみ、テロに対する怒りはこうした映画で伝え、残していかなければならないが、主人公の救出劇だけで終わってしまったのが悔やまれる。


題名が「港湾警察官救出」とか「生への希望」といったものだったら素晴らしい映画と言えたと思うが、
なにしろ題名が ワールド・トレード・センター だけに
もっと多角的に、たくさんの人の目から見た事実を伝えて欲しかった。

二人の港湾警察官とその家族の心境はうまく描かれていたが、タワーの中には大勢の人たちが必死に脱出しようとしていたのは間違いのない事実。そのあたりの描写が足りなかったのが残念。


TVの再現VTRや事件後の報道の方が、タワーの中や周りで助け合う人々の姿をもっと映し出していた。


【ユナイテッド93】 がドキュメンタリータッチで強烈な印象があり、観終わった後の心理的疲労感も高かっただけに残念でならない。


この映画は今年のアカデミー賞の最有力候補になっている作品、期待が大きすぎたのか?
私の中ではノミネートも無い。 


星2つです  ☆ ☆ ★ ★ ★