マリー・アントワネット
1755年11月5日 オーストリア皇帝の皇女として生まれ、悲劇の王妃 として有名な
マリー・アントワネット を一人の女性として捕らえた映画。
14歳でフランス王太子と政略結婚し、18歳で王妃となったアントワネットは結婚当初から自由奔放に生きた。
彼女にとって王宮のしきたりは退屈なものだった。
その反動で贅沢の限りを尽くし、ギャンブル、夜遊びに耽り、その費用は国費を圧迫した。
王政に対する民衆の不満が爆発し、1789年にフランス革命が勃発、
アントワネットは国王死去の後、1793年10月16日ギロチン刑に処せられた。
映画は結婚から始まり、王宮から脱出するまでを描いているが、
内容的には一つ一つの出来事がアッサリとしているし、音楽もイマイチ。
途中で退屈になってきた。
エンディングも 「えっ、これで終わり?」 っていう感じで終わってしまった。
主演の キルスティン・ダンスト の可愛い表情が印象的だったが
【プリティ・ウーマン】 を軽くした中世版のようだ。
歴史上、インパクトのある女性の一人を取り上げた映画なだけに
アントワネットの内面をもっと浮き彫りにして印象深いものにして欲しかった。
実際のヴェルサイユ宮殿で撮影された
数々の豪華な調度品や衣装は見る価値がある
星3つです ☆ ☆ ☆