地球温暖化 という言葉を目にすることが多くなった。
私自身、まだこのことに関してはニュースや新聞で見るくらいのことしか知識がないが、北極の氷河面積が小さくなっていたり、超大型ハリケーンが発生したりといったニュースを見ると本当に近未来に地球はおかしくなってしまうと背筋が寒くなってくる。
確かに、私が子供の頃よりも 夏暑く、 冬暖かく なっているのは間違いない!
二酸化炭素の増加、、森林減少、オゾンホールなどが原因とされている。
二酸化炭素やメタンといったガスは 温室効果ガス といって太陽光によって温められた空気を宇宙へ逃がさないようにする地球にとって重要なガスだが、これが増え続けると気温が上昇し、氷河は溶け、海水面・海水温が上昇してしまう。
平均気温が2℃上昇すると最低でも海水面が15cm、最大95cm高くなる。
海水面が上昇すると陸地だった所が水没し、国によっては国土の半分以上が無くなってしまう所も出てくる。
海水温が上昇すると降水と蒸発のサイクルが変わり、大型台風が発生し易くなり、大洪水をもたらしてしまう。
また、気温が上昇すると日本が亜熱帯地域の気候になってしまい、マラリアなどの伝染病が広まる恐れがある。
当然、米や野菜、果物といった作物の出来、魚や肉の捕獲にも影響が出てくる。
余計なエネルギー利用は控える
最近、大型スーパーで買い物袋を持参してもらうように、レジ袋を有料化し始めた所があるが、そのような小さなことから始めないと手遅れになってしまう。
百貨店などの過剰包装も考え直してもらいたい。
家に居る時は、もう一枚重ね着をしたり、設定温度を低めにするなど暖房節約をする。
昔の家のようにすきま風ピューピューなんていうことは少ないはず。
ちょっと出かけるのに車は使わない。
アメリカでも一部でこの運動が始まっている。
こういったことをしていくことで、存続が難しくなってしまう企業も出てくるとは思うが、企業の利益より地球の将来の方が重要なはずです。
便利で快適な生活に慣れてしまった今、節約生活をするのには苦痛が伴います。
でもムチャクチャな節約生活をしろと言っているのではありません。
出来ることから少しずつで良いのです。
そして 緑を増やしましょう
子供達がおとなになった時に住みにくい地球であって欲しくありません。
それこそ、「自分さえ良ければ」 「今さえ良ければ」 といった考えは慎みたい。
難しく考えずに
自分たちが出来ることから始めませんか?
地球温暖化に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画 不都合な真実 のキャンペーンのために来日した
アル・ゴア元副大統領 は
温室効果ガスの排出削減は
政治の問題ではなく、モラルの問題である
今、動かなければ人類存亡に関わる
と発言している。
映画 不都合な真実 は楽しむというより、今の地球の状況を知り、これからどうなってしまうのかを知る意味で観てみたい。