新年を迎えてまだ2週間。
なのに情けない事件、呆れた事件が早くも連発!
・国会議員の事務所費搾取疑惑
一般市民は経費で計上する為に領収書を必ず添付する。
国民の税金で給料をもらっている国会議員なら尚のこと支出明細を明らかにしなければならない。
たとえ、搾取していないとしてもだ。
・殺人バラバラ死体遺棄
人の命を奪うことすら許されないことなのに、事件を隠匿しようとして死体をバラバラにして遺棄し、
さらに、自分は関与していないことを言いふらすかのような友人との電話でのやりとり。
誰にも人の命を奪う権利など無い!
自殺にしても殺人にしても一人の命を失えば、どれだけの人達が悲しみ、その後どれだけ苦しむのか
解らず、目先の自分の利益だけを追求するなどもってのほかだ!
そして一番ガッカリさせられたのが 不二家
不二家といえば子供からおとなまで洋菓子、ケーキに限らず、夢も与えていたブランド。
日本人は衣・食・住の安全性には神経質な人種。
それがあろうことか、消費期限切れの牛乳を使用していただけでなく、これを内密にしておこうと意図的に隠していたのには呆れて物が言えない。
11月初旬の段階で判っていたことを年明けまで隠していたのは、クリスマス商戦を抜け切ろうとしていたのではないか?
松下電器のようなコスト度外視した速やかな対応をしていれば、消費者の不二家に対する印象は今まで以上に良くなったはずだし、経費的にも安く済んでいたはず。
にも関わらず、この一件が公表されたら雪印の二の舞などと考えて隠した会社のトップは、不二家のような夢をも与える会社に居てはならない。
雪印の一件はまったく教訓になっていなかったのか!
雪印の二の舞になりたくなければ、尚のこと速やかな対応をするべきではなかったか!?
11月初旬に判ったのなら、その時点で商品の回収をして再生産すればクリスマスに間に合ったのではないだろうか!?(素人考え?)
しかし、牛乳だけではなく、卵も消費期限切れのものを使っていた疑いも出てきており、恒常的にこのようなことが行われていたのではないか?と見られても仕方が無い。
不二家といえども自分達の目先の利益しか目に入らない情けない企業だったのか・・・。
ただ、儲ければ良いのか!?
企業たるもの、社会貢献して初めてその存在価値を認められるのではないか!
あ~、ガッカリ!
ペコちゃんが泣いているぞ!
ここ数年赤字だったとはいえ、食の安全性、不二家ブランドのイメージと将来を考えて決断、行動して欲しかった。
消費者の印象が良かった会社だけに非常に残念な事件だ。