店を出た時、雨も風も大したことがなかったので、これなら家に帰るまで大丈夫かな?と思っていた。
が、5分も歩かないうちに(最寄り駅までは15分くらい)土砂降りになった。
「バケツをひっくり返したような」というのは、まさにこんなことを言うのだろう。
風も強く舞っており、どの方向から風が来るのかまったく分からない。
傘を両手でしっかり持っていないと吹っ飛ばされそうだし、
傘を差していても傘の役目を果たしていない。
駅に着くまでの間で濡れていないのは肩から上だけで、太腿から下はズブ濡れ。
綿パンが脚に貼り付いている。
家に着いてから雨風は小康状態になったり、強くなったりの繰り返しだったが、
雨が降っているというより横から叩きつけている感じだ。
窓ガラスが割れないか心配になってくる。
家も風で揺れている。
雨風は7時頃まで強い状態が続いていたが、9時頃には穏やかになり、昨夜の嵐が嘘のようだ。
停電や冠水など直接的な被害は無かったが、
川の水位はこれから上がってくるので安閑とはしていられない。
自然災害に弱い東京で、電車が不通になったところはあるものの、大きな被害は無かったのが幸いだった。