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樋口一葉記念館

樋口一葉記念館に行ってきました。

11月23日は樋口一葉の命日ということで、

記念館は「一葉祭」と銘打って無料で開放されています。

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樋口一葉は、五千円札の肖像になり、「たけくらべ」「十三夜」 等で有名だが、

記念館は、一葉が下谷龍泉寺町(現・竜泉)の長屋に住み、

駄菓子荒物屋を営んでいたことから

昭和36年に建てられ、平成18年に改築された。

記念館には一葉が愛用していた

櫛やかんざし、紅入れ、自筆の書、長屋の模型などが展示されている。


樋口一葉(本名 奈津)は明治5年東京(現・千代田区)に生まれ、
幸せな少女時代を過ごした。
しかし、17歳の時父親が他界、
女戸主として母親と妹を養うための生活苦が始まり、
小説を書いて金を得ようと決意するが、
男尊女卑という封建社会の中で女性が小説を書いて
原稿料を手にすることは極めて困難な時代であった。
それでも一葉は小説家への志を諦めること無く、
「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」
など日本の近代文学に燦然と輝く数々の名作を遺したのである。

明治29年11月23日、肺結核のため24歳という若さで短い生涯を閉じた。

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 樋口一葉記念碑




たけくらべ」 は吉原遊郭の近くに住む子供たちが、

その特殊な環境の中で遊び育ち、

大人の世界に入っていく成長の過渡期を

千束神社祭りや酉の市を背景にして描いた作品である。


下谷龍泉寺町の長屋に住み、下町の風情、人情に直接触れたことが

その後の一葉の作品に影響を与えたと言われている。

社会のどん底に生きる人間の姿に接し、駄菓子屋に来る子供たちを鋭く観察し

人間洞察、社会認識を深めた体験が作家・樋口一葉を大きく飛躍させた。


こういう人の遺していったものに触れると

 心が和む

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