高尾山へ行ってきた。
高尾山は東京にある山で、標高は599mと低いが多様な自然を持った山だ。
朝、うっすらと明るくなりかけた5:30過ぎに家を出て、
青空が一面に広がった絶好の天気。
しかし、ネルシャツに裏フリースのベストを着て行ったのだが駅を出ると少し肌寒い。
ウィンドブレーカーを持って来れば良かったかな?
と、ちょっと寒さに対しての不安がよぎった。
ケーブルカーの出発駅の清滝に着いたのがちょうど8時。
ここから出発
山頂へのルートはいくつかあるが、登りは薬王院を通る1号路にした。
20分ほど上ったところで分岐路があり、金比羅台方向へ進み、そこでちょっと休憩。
駅に着いた時、少し寒いと思っていたが、
ここまで上っただけで汗ばんできたのでベストを脱いだ。
展望台から眺めると八王子市街から新宿方面までが望める。
ここからも上りが続き、20分くらいで薬王院に到着するのだが、
途中、後方から走ってくる女性が3人いた。
歩いて上っている私が息を切らしそうになるのにタッタッタッと走り去っていった。
クロスカントリーの選手なのか?
とも思ったが、どう見ても50歳は過ぎている。
呆気に取られるばかりだ。
スゲェ~ッ |
薬王院本殿は亨保14年(1729)に
建立された高尾山のシンボルでもある。
薬王院からは緩やかな道で20分ほどで山頂に到着。
約1時間半を上りっ放しだが、1号路は石畳や舗装された道なので歩き易い。
山頂展望台からの眺めは抜群!
天気も良いからなおさらだ。
真ん中の山が凹んだ所の白い雲のところに富士山がうっすらと姿を見せている。
(写真だと写らない)
(写真だと写らない)
山頂付近のもみじが所々紅葉していたから
来月中旬になったら紅葉がきれいだろう。
朝が早かったせいでお腹が空き、1時間くらい休憩。
下りは6号路を選択。
下り始めは段々が延々と続き、ここを上ってくるのはかなりきついと思う。
下りで良かった。
段々が終わると沢沿いの狭い山道に入る。
場所によっては人がすれ違うことが出来ず、待機せざるを得ないところもある。
緑も鬱蒼として、いかにも山道を歩いていると
実感できる歩いていて楽しい道だ。
前々日の雨で足場が濡れ、
滑りやすいところも有り、
足元に気を付けながらの下山だ。
途中で幼稚園児のグループとすれ違ったが、みんな元気一杯ニコニコしながら上ってくる。
60過ぎのおばあちゃん二人連れが何組もいたが、
この道を山頂まで上るのか?
がんばるなあと感心する。
上りの1号路は所々に休憩できるところがあったが、6号路はまったくない。
ずーっと下って行くだけなので、もうだいぶ降りただろうと思って
設置されている地図を見ると、まだ半分も降りていなかった。
3分の2ほど降りたところに琵琶滝という小さな滝があった。
修行僧が水行をするところらしく、一般の人は滝に近づけない。
下りも1時間半ほどだった。
ケーブルカーを使わなかったので
山歩きらしいことが楽しめたが、
ケーブルカーを使えば
気軽に頂上まで行ける山だ。