後任に菅副総理が兼務することとなった。
鳩山首相は昨夏、政界引退を表明していた藤井氏を必死に説得し、
いかに首相が藤井氏に絶大な信頼を置いていたかの証といえる。
にもかからわずの唐突な辞意が腑に落ちない人は多いだろう。
藤井氏は「健康上の理由」の一点張りだが、小沢氏との確執を指摘する声は少なくない。
小沢、藤井両氏はかつて盟友だったが、次第に疎遠となり、
昨年12月の22年度予算編成をめぐり、対立は表面化した。
後任には本来ならば野田財務副大臣が昇格するのが妥当なのだろうが、
藤井氏の息が掛かった野田氏の就任に小沢氏が反発したとの声もある。
他にも小沢氏の一言で展開が一転し、鳩山首相が前言撤回、言い訳をする場面が何度かあった。
民主党は鳩山氏が代表・首相を務めてはいるが、
04年に小沢氏の用意した4億円を同会に入金して土地購入代金に充てたほか、
後任の事務担当者が07年に4億円を出金して小沢氏に渡していたと供述している。
小沢氏が関わったことになる。
また石川氏は東京地検特捜部に「資金は小沢先生のたんす預金だったと思う」と供述している。
最初の献金があったとされる04年10月と、2度目の前月の05年3月には、
水谷建設の関係者が「参入目的で現金5千万円を小沢氏秘書に渡した」と
彼らの答えはいつも
「秘書に任せていた」の一点張り。
仮に秘書に問題があったとしても、その秘書を管理できていない当人に責任がある。
今回の問題は「秘書に・・・」では済まされない小沢氏個人の収賄容疑だ。
企業ならば、部下のミスは上司のミスであり、連帯責任は免れないが、
政治家は秘書のミスだけではなく、己の失態も秘書の責任として秘書を切り、
自ら責任を取ることはしない。
小沢氏は「全て記載し、間違ったことはしていない」と言っていたが、
メディアの前ではもっともらしい事を言っているが、
やっている事は金と権力を握って、それを振りかざし、責任逃れをしながら
更なる権力増大を図り、私腹を肥やしているだけとしか見られない。
政治家以前に社会人失格だろう!