菅首相は、昨夜
と発表した。
と付け加えた。
できれば停止ではなく廃止にしてもらいたいくらいだ。
想像を絶する事態となり、そこから日本を立て直すのは容易なことではない。
原発を推進してきたのは国である。
原発の危険性が高いことを認めたことになる。
浜岡原発の停止措置は新たな防潮堤が出来るまでということだが、それで安全が確約できるのか?
原発停止期間中の供給電力は足りるのか?
これらに関しての説明はまったく無かった。
一見、頼れるリーダーシップ性を発揮したかのように見える昨日の発表だが、
相変わらずの説明不足は混乱を招き、菅首相の保身策と取られても仕方が無い。
原発の場合、停止=安全ではないが、
これまでとは違った安全性を求める政治的意思は評価できる。
そもそも危険な地域に原発を造ったことがおかしい。
これを機に全国で原発停止の声が高まる可能性もある。
原発を今まで通り推進していくのか否かをハッキリさせなければならない。
推進するのであれば、根拠のある安全性を持たなければ国民の安心は得られない。
原発は事故が起きたときのリスクが大き過ぎるのだ。
原発に替わる
より安全、よりクリーン、より低コスト、より低リスクな代替エネルギーをどうするのか?
国の政策力が問われる。