最近、街を歩いていてやたらと目に付き、気になっているのが
歩きながら携帯(とくにスマホ)を見たり、操作している人が多いこと。
ぶつかりそうになることもしばしばある。
携帯の画面に目が釘付けになっているから前から来る人が見えず、
結局、前から来る人が避けることになる。
「すみません」 の言葉もなければ会釈もなく、そっちがよけるのが当然といった顔、
もしくはまったくの無視状態で過ぎ去っていく。
迷惑千万! |
そんなにみんな 一刻を争うような事態があって
立ち止まることも出来ずに携帯を操作しているのだろうか?
いや、違う!
ほとんどの人がゲームをしたり、ネットを閲覧しているのだ。
歩きながらすることじゃないだろう!
そんなことで他の人たちに迷惑を掛けているという意識が無いのである。
障害物に気が付かず、ぶつかって自らが怪我をすることもあれば、
人にぶつかって怪我をさせ、加害者となることもある。
中には、携帯に目をやりながら自転車に乗っているのもいれば
携帯を操作しながら傘を差して歩いているのもいる。
自転車も傘もぶつかれば凶器となることも分からないのだろうか?
目の不自由な人や足の具合の悪い人は避けることもできない。
車の運転中は携帯使用不可で違反すれば罰金となる。
自転車も同様に乗り物なのだから同じようにするべきだし、
怪我を負わせて 「すみません」 では済まないことになるのだから
歩行中の携帯使用は禁止させるべきだ。
緊急の用件で携帯を使用するときには、通行人の邪魔にならない所で立ち止まってすれば良い。
一歩外に出れば、自分ひとりの世界ではなく、
多くの人と共存していることを理解するのは容易いことで
他人に怪我を負わせてしまうかもしれないことを想像するのも簡単なことである。
便利なものを手に入れても、その使い方のマナーも知らず、人に迷惑を掛けるのなら
「使うな!」と言いたい。