昨日、車のガソリンを入れに行ったら、1ℓ157円だった。
「高いなあ」と思いながら走っていると159円、160円というスタンドもある。
幸い、今乗っている車はハイブリッドカーで
街中走行でも燃費が18~20km/ℓと良いから給油頻度は少なく済んでいるが、
前に乗っていた車の燃費7km/ℓだったらと思うとゾッとする。
こうガソリン価格が高くなると物流コストが上がってしまい、
それが諸物価に反映されてしまうことに繋がる。
消費税が上がるうえに物価が上昇してしまっては、支出が増えるばかりだ。
ガソリンだけではなく、電気料金も上がっている。
円安が進んだことで火力発電用の燃料輸入費が高くなっているのだ。
電気料金が高くなれば、多くの企業のコストが上がり、利益を圧迫することになる。
私の店では、2011年から節電に取り組み、
2011年 -1648kwh で -33561円 だったのが
2012年 -405kwh +522円
2013年 -438kwh +575円
2012年 -405kwh +522円
2013年 -438kwh +575円
と、節電しているのに料金は上がってしまっている。
今年1月の電気料金も去年と比較して +63kwh で +2717円だ。
今年はもうこれ以上の節電のしようがなく、
エアコンを使わなくて済む気候になってくれることに期待するしかない。
アベノミクス効果で業績が上がり、給料に反映されるのは一部の大手企業だけで
多くの中小企業では、物価上昇によってコストが嵩むだけでマイナス面のほうが多い。
中小企業の業績内容が好転し、庶民の財布の紐が緩まなければ、
デフレ脱却はしても本当の経済回復とはいえない。