早いもので今年も残すところ10日となった。
ここ数年、この時季になると毎年のように思うことがある。
年末らしい慌しさや正月らしい厳かな雰囲気が薄れている。
街に出れば、いつもと変わらずに店は開いているし、
羽根つきや凧揚げ、独楽回しをして遊ぶ子供の姿は皆無に等しい。
門松を飾る家もほとんどなく、晴れ着姿の女性も見かけなくなった。
新年を祝う正月は日本の伝統的な文化なのに
時代が変わったからといって正月らしさが失われるのは寂しい。
せめて正月三が日くらいは店も閉めて、
みんなで正月気分を味わってもらいたいものだ。
こんなふうに考えるのは年を取った証拠なのかもしれない。
でも日本人らしく日本の文化を大切にするのは良いことだと思うんだけどなあ。