ぴ~まん’s ワールド

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東日本大震災から5年

昨日は東日本大震災から5年目の日で

テレビは、ほぼ一日中震災関連の放送をしていた。

そんな中で印象に残った言葉があった。

震災当時のことを語り部として伝えている女性が最後に言った言葉で

「『災害は忘れたころにやって来る』というけど、
 それは人が災害があったことを忘れてしまうからそうやっていうだけのこと。
 大震災、大津波を忘れずにきちんと後世に伝えていければ、
 大災害は忘れられないから対応もできる。
 『忘れないことが災害を最小限に食い止める一番の防災』です。」

なるほど、その通り!


そして他の人が行っていたことだけど

「地球は生きているから地震も起きるし津波も起こる。
 自然の脅威が災害とならない生き方が必要なのではないか。
 大きな防潮堤を作れば絶対に大丈夫ということは言えない。
 それ以上の大きな津波が起きるかもしれないし、
 その防潮堤があることで人の防災意識が薄れてしまうことは十分考えられる。
 それよりも地震津波も起きるものだということを前提とした
 自然と共存した生き方を考えた方が良いのではないか。
 自然現象に逆らうようなことをしても勝てない。」
 
これもなるほどと思った。

自然の脅威に絶対に負けないと言い切れる人口建造物などあり得ない。

ただ避難する猶予を与えるためには、ある程度の防潮堤はあった方が良い。

しかし、あまりに高い防潮堤を作ったら町から海の様子が見えなくなって、

それはそれで住民の不安につながる気がする。

大きな地震で建物が簡単に倒壊しないための耐震補強もした方が良い。

しかし前述した語り部の女性がいうように被災地、被災した人たちのみならず、

全国民があの大災害を忘れないことが一番だ。

日本では、どこにいてもなにかしらの自然災害が起こり得るのだから。