ゴジラが産まれた(初めて映画に登場した)のは1954年
日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目
タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」
舞台は戦後の日本
戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する
ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす
戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく
ゴジラ映画として初めての終戦間近から戦後の日本が舞台となっている
ゴジラが日本に現れ暴れまくって人々を恐怖に陥れる
人々がゴジラに対抗してゴジラを追いやるという大まかなストーリーは変わらないが、この映画はゴジラを中心としたストーリー展開にはなっているものの全体的には戦後の混乱期を生き抜くヒューマンドラマ
それだけに今までにないゴジラ映画になっていて新鮮味がある
そしてなによりゴジラ映画で初めて感動させられた
もう一度観たい
(といってもテレビで放送されるのを待つのだろうけど😅)
ゴジラファンではなくても充分に楽しめる映画です
今年はBS12などで過去のゴジラ映画が何作か放送された
当時は特撮映画として迫力のあるゴジラを見られたが、近年のゴジラと比べるといかにも子供騙しといった感が拭えない
映画の最後に次作に繋がるシーンがあり、早くも次のゴジラが楽しみになった
星5つです
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