ぴ~まん’s ワールド

仕事も遊びも楽しくやろう 楽しくなければ人生じゃない

眉山

        眉 山
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さだまさし原作の同名の小説を、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が映画化。

さだが長年来見つめ、楽曲や小説で描いて来た、故郷への思い、親子の絆という、

人間の普遍的なテーマが根底に流れている。


《 あらすじ 》
東京の旅行代理店で働く咲子は、母の入院の知らせを受け、久しぶりに徳島に帰郷する。

母子家庭で育った咲子は、気が強く何でも一人で決めてしまう母に寂しさを感じていた。

咲子は医師寺澤から母が献体を希望していることを知り、いらだちは募る。

ある日、母の友人から箱を手渡され、

中には死んだと聞かされていた父から毎年届いていた手紙の束が入っていた。

隠された母の恋を知った咲子は東京に戻り、両親の思い出の場所を訪ね歩く。

そして8月の阿波踊りの日に・・・・。




眉山(びざん)と言えば徳島、徳島と言えば阿波踊り

この阿波踊りのシーンは、撮影用に14200人ものエキストラが集合して阿波踊りシーンを再現したもの。

本物と見まがうほどの熱気をスクリーンで体感することが出来ます。


娘がおとなになって知った母の苦悩、母娘の絆、故郷への思い、阿波踊りの日の感動・・・

日本人を感じる良い作品です。

宮本信子の 「さすが!」 と思わせる演技は必見物。

ただ、いまひとつ何かが足りない・・・惜しい、そういった印象の映画でした。



☆4つです!
☆ ☆ ☆ ☆ ★