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社会全体で徳育

  社会全体で徳育研究・乳幼児も対象


文部科学省は 「子供の発達と徳育に関する調査研究」 のための有識者会議を新年度に設置し、

指導法などを検討することを決めた。

乳幼児の教育も対象に加え、発達段階に応じた道徳教育のあり方などを幅広く論議する考えだ。



家庭内に於ける教育力低下や現代の子供たちの生活・社会体験不足で

集団生活できない小学生が増えるなどの問題解決に向けたものだ。



小学校に入学したての新入生が集団生活になじめない

教室内で騒いで授業が成立しない 「小1プロブレム」

インターネット上の掲示板に悪口を書き込む 「ネットいじめ」

など、時代に対応した新たな教育が求められている。


学校の授業が形式化して実効性が上がっていない

学年が上がるにつれて反応が悪い

などの問題点も指摘されている。



「突然、切れる子供」などについて過去に文科省脳科学などの見地からまとめた報告では、

(1)対人関係能力や社会的適応能力の育成には親子の適切な「愛着」形成が重要

(2)喜怒哀楽の源となる人間の「情動」は5歳ごろまでに原型が形成される

(3)感受性の発達は8歳ごろをピークに20歳ごろまで続く

などを指摘。

乳幼児教育の重要性は高まっており、政府の教育再生会議「親学」 の必要性を訴えていた。


自治体では家庭教育を重視し、

「1歳児までは集団ではなく家庭で子育てしてほしい」 との方針から保育園でゼロ歳児保育を行わず、

事情がある家庭に 「保育ママ」 を派遣している所もある。



中央教育審議会は、1月にまとめた答申で

社会全体で子供たちの生活習慣の確立

規範意識の醸成

道徳的価値観の形成

などを推進していくための具体的な諸方策については今後、別途検討を深めると提言。


教育再生会議も、同月の最終報告で

徳育を新たな枠組みで『教科化』し、『社会総がかり』で徳のある人間を育てる

よう求めていた。
                           2月19日 産経新聞 参考


政府主導も結構だが、まずは親を教育し、

家庭内に於ける幼児教育、躾が如何に大切かを教えなければならないのではないか!?


道徳教育を見直すというのが少し遅かったが、今からでも進めていかなければ日本の将来は無い!

子供たちには勉学もさることながら、道徳心を養わなければ日本の未来社会は崩壊してしまう。



いずれにしても去年一旦発表された 親学 みたいに幼稚なものにならなければ良いのだが、

具体化し、自治体、地域、家庭、学校が協力しなければ、ただのお題目で終わってしまう。

特に今、小・中学生以下の子供を持つ親には、自らを含めて家庭教育・躾を見直して欲しい。