アラフォー＆グ～！

今年の流行語大賞が発表された。

大賞は

天海祐希の 「アラフォー」 と、

エド・はるみの 「グ～！」

残念ながら予想していた 「何も言えねえ」 はトップ１０にも入らなかった。

北京五輪のソフトボール金メダリスト上野由岐子投手の

「上野の４１３球」 が審査員特別賞。

「アラフォー」 は 「アラウンド４０」 の略で４０歳前後の女性を指す。

社会進出し、仕事や恋、出産など好奇心旺盛で、見かけも若い女性たちの活躍が目立った。

４月に始まった天海祐希主演のＴＢＳドラマ「Ａｒｏｕｎｄ４０」で一般に広く知られるようになった。

最近の４０歳前後の女性はバイタリティに溢れ、活き活きとしている。

ちょっと昔の４０歳の女性といえば

「中年のおばちゃん」 といった形容詞がピッタリだったが、

時代が女性を若返らせているようだ。

「グ～！」 はご存知コメディアンのエド・はるみの決め台詞。

ドラマへの出演や、１００キロマラソンを走ったりするなど、

ひたむきなキャラクターも人気を集めた。

彼女自身、結構年齢が行ってから吉本興業に入り、

正に恥も外聞も無くお笑いへの道をまっしぐらで

ここにも「アラフォー」の波が来ている。

それ以外にトップ１０入りした流行語は

あなたとは違うんです（福田康夫前首相＝受賞辞退）

居酒屋タクシー（長妻昭衆院議員＝欠席）

霞が関埋蔵金（中川秀直・元自民幹事長）

蟹工／蟹工船　（長谷川仁美さん＝ＢＯＯＫ　ＥＸＰＲＥＳＳディラ上野店店員）

ゲリラ豪雨（ウェザーニューズ社）

後期高齢者（山崎英也さん＝マスターズ陸上競技選手）

名ばかり管理職（高野広志さん＝マクドナルド店長＜当時＞）

それぞれ今年何度も耳にした流行語だったが、

意外にも 「サブプライム」 だとか 「ねじれ国会」 といった

社会に大きな影響を及ぼした言葉は選ばれなかった。

福田さんには受賞辞退せずに、受賞コメントが聞きたかったなあ。