9月に入り、すっかり秋めき、空気が爽やかで清々しい。
今年の夏はなんか夏らしくなく、秋の訪れが早い。
生活するには大歓迎なのだが、空気が乾燥し始めればインフルエンザが心配になる。
新型インフルエンザ
すでに全国で流行の兆しが見え始め、
学校閉鎖や学級閉鎖を行っている学校も有り、亡くなった人もいる。
「弱毒性」とメディアが報道しているものだから
私を含め、周りの人たちもさほど気にしていない様子だ。
ワクチンが足りないから感染することは覚悟しておいた方が良いだろう。
感染したと思ったら速やかに医療機関へ連絡し、
タミフルを接種すれば一週間ほどで回復する。
しかし、だからといって安心は出来ない。
実際には新型インフルエンザに感染していて症状がインフルエンザであっても
新型インフルエンザの簡易検査が陰性となることがあり、
レントゲン写真を見ても軽度の肺炎と診断せざるを得ないことがある。
そして軽度の肺炎が短時間でウィルス性肺炎に変貌し、
重篤な病状に陥ってしまうことがあるのだ。
そうなるかどうかは医師もなかなか見抜けない。
アメリカでは症状がインフルエンザの場合、
簡易検査が陰性であっても抗ウィルス薬投与をするようになった。
日本でも同様の措置がとられなければインフルエンザによる死亡者は
増えてしまうだろう。
あまり効果はないといっても人込みに入るときにはマスクを着用し、
手洗い、うがいを励行して少しでも感染防止に努めたい。
睡眠をしっかり取って体力、抵抗力を落とさないことも大事だ。
感染してしまったら、なんといってもつらいのは本人なのだから。