桜がまだ満開にならないので 浜離宮恩賜庭園 の菜の花を見てきた。
広く一面を覆う黄色い菜の花畑は春を感じさせてくれる。
浜離宮恩賜庭園は、海水を引き入れた湖入の池と二つの鴨場を伝え、
元々は葦の生い茂る将軍家の鷹狩り場だったが、
歴代将軍によって幾度かの造園と改修工事が行われ、
十一代将軍「家斉」の時代にほぼ現在の姿の庭園となった。
海側へ行くとお台場へ渡るレインボーブリッジが近くに見える。
浜離宮へ行ったのは30年ぶりくらい。
当時は庭園の周りに高いビルも無かったが、
今は庭園を囲むようにビルが立ち並んでいる。
それでも園の中に入ると外の騒音が遮断され、静けさの中に居られ、
ここが都心にあることを感じさせない。
静かな庭園の向こう側に高層ビルが立ち並んでいるのが
都会にある庭園らしいところか?
ビルとビルの間に今は日本で2番目の高さの建築物となった
東京タワー が見える。
庭園内の桜は2~3分咲きのものが多く、咲いているものでも5分咲き程度だった。