10月1日から一箱当たり110円~140円の値上げになる。
愛煙家としては痛い出費だ。
私は一ヶ月で23~24箱だから2500~2600円の出費増になる。
「健康目的の為に喫煙者を減らす」という大義名分での値上げだが、
不足している税収の穴埋め値上げと取れる。
値上げすることでタバコを止める人が出て、税収が減る分もカバーできる値上げらしい。
「健康目的の為に喫煙者を減らす」のが目的と言うのなら
税収が減るのには目を瞑るくらいの覚悟をしてもらいたい。
非喫煙者は「タバコなんて止めれば良いんだ」と言うが、
喫煙者からすれば、まったくアホらしい値上げだ。
毎度のことだが、困ったときのタバコ増税だ。
たばこの税率は、一箱300円商品の場合
・国たばこ税 71.04円(23.7%)
・地方たばこ税 87.44円(29.1%)
・たばこ特別税 16.40円( 5.5%)
・消費税 14.29円( 4.8%)
合計 189.17円(63.1%)
・地方たばこ税 87.44円(29.1%)
・たばこ特別税 16.40円( 5.5%)
・消費税 14.29円( 4.8%)
合計 189.17円(63.1%)
一日一箱吸っている人は、一年で 69,047円 納税していることになる。
これが値上げにより(120円の値上げ、税率を同じとすると)
96,732円となる。
平成19年度のたばこ税収は2兆2703億円、
これだけの税金を別途納めるのだから、
税金の半分を使って新たな喫煙所や喫煙スペースの確保をもっと進めても何の問題も無いはずだ。
一方、国会議員の歳費は
アメリカは約1700万円、イギリス下院は約970万円などの諸外国に対して、
日本の国会議員は約2200万円(手当てを含めた総額は約4200万円)と世界最高水準。
それに見合った働きがあると全国民が認めるのなら良いが
とてもそうは思えない議員がゴロゴロいる。
国会議員は衆参合わせて722人、一人4200万円で300億円を超える。
国会議員数を3割削減、歳費3割カットしたら150億円の税金を捻出できる。
国会議員定数2割削減、歳費3割カットでも132億円の節約だ。
国会議員定数削減、歳費削減が先ではないか!
132~150億円の事業仕分けは多額で有効なものだ。
関連したお金もあるだろうから、恐らく200億円程の金額になると思われ、
付け加えてJR無料パスを廃止し、実費精算すれば削減金額はさらに増える。
議員同士の会合や打ち合わせも料亭やホテルを使わず、議員宿舎を利用すれば良い。
安易な増税をするのなら、