サラリーマン世帯の専業主婦は保険料を払わなくても基礎年金を受け取れるが、
夫が脱サラなどでサラリーマンを辞めれば
国民年金に切り替え、保険料を払い込まなければならなくなる。
この切り替え届けをせず、国民年金保険料を払っていなかった人には年金は支給されない。
当然のことだ。
が、この保険料を払っていなかった人を救済しようと
直近の２年分だけ納めれば、それ以前の分は納めたこととみなし、年金を支給する
といった馬鹿げたことを政府は平然と決めた。
切り替えは遅れたが、その後はきちんと納め続けてきた人の未納分,
部分的に未納期間があるが保険料は払い込んでいるという人たちの救済はない。
という声が当然のように上がり、厚生労働大臣が、この救済策は保留すると発表した。
こんな不公平極まりない決め事をされたら、
切り替えをせずに未納していた人たちが大喜びするだけで、
まともに納め続けた人たちは阿呆らしくなる。
それ以上に年金制度そのものが信用を無くし、崩壊、破綻してしまう。
まったくバカなことを考えるマヌケ政府だ。
本当に知らなかった人もいるだろうが、
年金を納めることは税金を納めるのと同じ国民の義務だなのだから「知らなかった」は通用しない。
理由はなんにせよ、切り替え、納付を怠ったペナルティはあるべきだ。
が、そうはいっても周知に問題があったとも言え、国にはその責任があるからある程度の救済は必要。
そしてそこには、正直にきちんと納め続けた人のお金を回すことがあってはならない。
・未納期間分の保険料を納め、今後の保険料を満額納めたら年金を支給する
（この場合、保険料を納め続けてきた人の未納分の払い込みも併せて認めることが必要）
（この場合、保険料を納め続けてきた人の未納分の払い込みも併せて認めることが必要）
・未納期間を遡って一部分の保険料を納めたら、トータルでの期間に応じた年金を支給する
・未納分を遡っての納付は認めず、今後納めた期間に見合った年金を支給する
など不公平感のない決め事をするべきだろう。
民主党の行き当たりバッタリ、考えの浅い政策が浮き彫りになった問題で
バラマキ政策しか能がない民主党に日本は預けられないことが明白になった。
